大型建物・大型施設等において給排水設備は重要な役割を担っています。そういった給排水設備の流体の逆流を防ぐため、配管に設置されるチャッキバルブ(逆止弁)は、給排水設備や産業設備において欠かせない部品です。
チャッキバルブには複数の構造があり、その中でも近年、高い評価を受けているのが「スモレンスキ式チャッキバルブ」です。ウォーターハンマー(水撃)対策に有効とされ、大規模建築物やプラント設備などで採用されるケースがあります。

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スモレンスキ・チャッキバルブとは、スプリングを内蔵した逆止弁の一種です。流体の流れが止まるタイミングに合わせて弁体が素早く閉じることで、逆流や水撃(ウォーターハンマー)のリスク低減に寄与するとされています。
「スモレンスキ」という名称は、次の言葉に由来しています。
スモレンスキー逆止弁説明動画:https://youtu.be/PIgdchciJ9g?si=Pga9MGtFDwMOBFlM
スモレンスキ式が評価される理由は、主に次の3点です。
1.定期メンテナンスが容易になりやすい
弁体構造の工夫により、点検や保守がしやすい設計が採用されることがあります。保守性は、設備の停止時間や作業負担に直結するため、導入メリットになりやすいポイントです。
2.ウォーターハンマー(⽔撃)の発生を抑制しやすい
ウォーターハンマーとは、流体の急停止や逆流などにより、配管内で瞬間的な圧力変動が起きる現象です。設備規模が大きいほど振動・騒音・機器損傷リスクが高まります。
スモレンスキ式は、逆流が発生する前に弁体が閉じる動作を狙うことで、ウォーターハンマーを防止・軽減する考え方に基づく製品として知られています。
3.耐久性向上・設備保護に寄与しやすい
配管内の衝撃や振動が抑えられると、配管・ポンプ・計測機器などへの負担軽減につながる場合があります。結果として、設備保全の観点から評価されることがあります。

逆止弁は「付ければ終わり」ではなく、配管条件に合った選定が重要です。導入前に次の点を確認することで、トラブルを防ぎやすくなります。

Q. 逆止弁を入れると必ずウォーターハンマーはなくなりますか?
A. 条件によって変わります。配管の長さ・曲がり・ポンプの停止特性・弁の選定や設置条件などで効果は変動します。現場条件に合わせた選定が重要です。
Q. 既存設備に後付けできますか?
A. 可能なケースが多いですが、配管径・設置スペース・既存配管の劣化状況によって工事内容が変わります。現地確認のうえ判断するのがおすすめです。
Q. 定期点検は必要ですか?
A. 設備用途・流体・使用頻度によります。点検性の高い構造は保守負担を下げる要素になります。

トチナンでは、スモレンスキ・チャッキバルブ導入の工事をうけたまわっております。
「こんな内容なんだけど、スモレンスキはおすすめですか?」
「どれくらいの費用でスモレンスキ・チャッキバルブを導入できますか?」
「交換工事をお願いしたいんだけど、期間はどれくらいかかりますか?」
など、小さな疑問点でもお気軽にご相談ください。
スモレンスキ・チャッキバルブの導入について、プロの観点から詳しく解説させていただきます。
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