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井戸のトラブルを一挙解決!井戸改修工事のメリット2017年3月30日 更新

井戸を使っている方の中には「水が急に出なくなった」「以前と比べて明らかに電気代が高い」というトラブルに見舞われた方もいるでしょう。
井戸は半永久的に水を利用できますが、メンテナンスを怠るとトラブルを招きやすくなります。

しかしそんなトラブルも定期メンテナンスや改修工事で一気に解決可能です。今回は井戸のメンテナンスと改修工事のメリットについて、まとめてみました。

井戸の仕組み

井戸は掘った穴の中に地下水を集め、それをポンプで汲み上げて、生活水として利用するものです。
主に、パイプを直接打ち込む「打抜き井戸」、掘りながら石やコンクリートで補強していく「掘井戸」、ボーリングマシンを使って掘る「ボーリング井戸」の3種類があります。
ただこの3種類は井戸掘り(さく井)の仕方や質が違うだけで、井戸としての機能は同じです。

井戸に溜まる地下水は常に15度から16度ほどの温度を保てるため、夏は冷たく感じ、冬は暖かく感じます。
水の汲み上げにはポンプを利用しているため、それを作動させるための電気代が必要ですが、それ以外の料金は一切かかりません。

また手押しポンプがあれば、万一電気が止まっても水を利用できます。東日本大震災以降、災害に強い井戸の需要は増えています。

 

井戸を長年使っているとさまざまなトラブルが!

メリットの多い井戸ですが、ノーメンテナンスで放置しておくと、さまざまなトラブルを引き起こします。
主なものとしては「水の出が悪くなる」「水に砂が混じる」「電気代が上がる」の3つです。

 

水の出が悪くなる原因は水垢です。井戸には地下水の流入を調整しているストレーナーという部品があります。
井戸を長い間使い続けているとここに水垢が溜まり、水の出が悪くなります。ろ過のための砂利も同様で、こちらも水垢が溜まることにより、水の流れを悪くしてしまいます。

また水に砂が混じるトラブルも頻繁に起こるようになります。
この原因は井戸の底に溜まった砂です。水を汲み上げる際に底に溜まった砂も一緒に汲み上げられているため、それが水と一緒に出てきます。

それから電気代が上がる原因もノーメンテナンスです。メンテナンスをしないでポンプを放っておくと、ポンプの制御系統に異常が発生します。
この状態になると必要もないのにポンプが作動するため、余計な電気代がかかってしまいます。
いつもと使う量が変わらないのに電気代が急に上がった場合には、ポンプの異常を疑った方がいいでしょう。

ほかにも井戸を長期間放っておくと「水が臭う」「ポンプの音が変」といったさまざまなトラブルを引き起こします。

 

改修工事やメンテナンスでトラブルを解決

上記したトラブルは全て改修工事やメンテナンスで解決可能です。

例えば水の出が悪くなった場合には、水垢の溜まったストレーナーをキレイに洗浄することによって解決します。
水に砂が混じるトラブルも、井戸の底に溜まった砂やヘドロなどを掃除すれば、元の状態に戻せます。
電気代の上昇や異音といったポンプの異常は、定期的に点検やメンテナンスをしておくことによって、早期解決が可能です。

 

井戸の状態は地下水の水質によって変化するため、一概にどのくらいで改修工事やメンテナンスをすべきとは言えません。
ただポンプなどの揚水設備は1年に1回は点検とメンテナンスをした方がいいでしょう。

 

また井戸は内部調査をすることにより、メンテナンスが容易になります。
メンテナンスがしやすくなれば手間が減って、井戸が長持ちするようになるため、コストの削減にも繋がります。

 

栃木県小山市の株式会社トチナンでは、井戸工事だけでなくメンテナンスや改修工事も承っております。
栃木県全域はもちろん、茨城県西部から南部、群馬県東部にも伺います。

井戸のトラブルでお困りでしたら、株式会社トチナンへご相談ください。最適なメンテナンスや改修工事をご提案いたします。

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