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給水ポンプの交換時期を見極める方法とは?2017年10月14日 更新

こんにちは、栃木県小山市を拠点に給排水・空調設備工事を手がけているトチナンです。

突然ですが、皆さんは「給水ポンプ」をご覧になったことはありますでしょうか?

ほとんどは「ポンプ室」の中にあったり、フェンスや植栽で外観に上手く馴染んでいたりするので、目に触れる機会は少ないかもしれません。
実は、3~4階以上あるマンションやビルでは、必ず導入されている設備なのです。

(陸上給水ポンプの例)

給水方式に応じて多彩なラインアップがある給水ポンプ

なぜ給水ポンプが必要なのかといえば、水道水の中の水圧が関係しています。
2階までであれば、水道水の水圧でまかなうことができます。
しかし、3階建てを超える高さにある住まいの場合は水圧が足りず、十分な水量を得られません。

 

これを解決するため、貯水槽を活用したり、水圧を増圧したりしています。
いずれもそこで必要となるのは、「給水ポンプ」です。

それぞれの方式の違いで、ポンプの種類は「自動給水装置用ポンプ」「高架水槽用ポンプ」などに分かれますが、どのような方式でも毎日稼働し、かなりの負荷がかかっていることに変わりはありません。

 

しかし、この給水ポンプが故障してしまうと、断水が発生してしまいます。
ポンプの故障はすぐに復旧できないことも多く、その間は入居者に負担を強いることになります。
断水が長引いたり、頻繁に故障が起こったりすれば、退去率にもつながり兼ねません。

 

こうした事態を防ぐためには、定期的なメンテナンスや交換が欠かせません。
できれば「5年目でオーバーホール、10年目で交換」をオススメしますが、ポンプは機械ですので、定期点検をしっかりと組んでも、故障が発生することがあります。

故障を事前に察知する方法とは?

 

そこで、具体的にどんなことが故障の兆候なのか、いくつかまとめてみましたのでご参考にされてください。

・急に水の勢いが弱くなった
・たまに水が出なくなることがある
・ポンプの動作音がおかしい
・制御盤による調整がにぶくなってきた。
・電気料金が普段の2~3倍ぐらいになった

 

以上のような症状が見られる場合は、早急に業者を呼んで点検を依頼してください。
これらは動作不良が発生している証拠で、ポンプの効率も落ちている状態です。

効率が落ちたまま、通常の能力を維持しようとするとさらに負荷がかかり、劣化が加速されてしまいます。

 

また、「錆・腐食など、外観に劣化が見られる」「ポンプを設置してから一度も点検していない」などの場合も、注意が必要です。

 

いかがでしたでしょうか?

断水のリスクを避けるためにも、給水ポンプを、ぜひ一度チェックをしてみてください!
なおトチナンは、給水ポンプの保守・点検・メンテナンスからオーバーホール・交換まで、あらゆる整備メニューに対応できます。

貯水槽・受水槽や配管の点検・メンテナンスにも対応可能で、いずれも見積りは無料です。

給排水まわりで気になることがあれば、どうぞお気軽にトチナンまでご相談ください!

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