建物において空調設備はなくてはならないものになりました。
人びとが居心地良く過ごすには、快適な空間環境はとても重要です。
弊社においても空調工事事業は、とても需要の多い工事工種になっています。
大型の施設・建物においてはその重要度も高まり、定期的なメンテナンスや交換・修理は当たり前になってきました。
今回はその空調工事の施工に必要な知識・技術や、必要資格などについて調べていきいます。
空調工事は無資格でも取り扱うことはできます。
しかし電気系統に関する工事を行うためには、電気工事士の資格が必要となります。
<参考>
電気工事士:Wikipedia
電気工事士の資格を取得することによって、空調工事だけではなく電気工事全般を扱うことができるので、資格を取得することにより非常に役に立つでしょう。
電気工事士は第1種と第2種があり、それぞれ扱える工事内容が異なります。
第1種電気工事士の場合には第二種の範囲と最大電力500kW以内の工場やビルなどの工事を扱うことができます。
また第二種電気工事士の場合には一般住宅や店舗など600ボルト以内の充てん設備工事を扱うこととなります。
そして冷媒として冷凍フロンを使用している空調設備を工事する場合には、冷媒フロン類取扱技術者を取得していることによって、フロンの充てん作業や改修作業なども扱うことができます。
電気工事士取得に必要なことは、資格取得のための試験を運営・管理している団体に問い合わせると良いでしょう。
<電気技術者試験センター>
第一種電気工事士の資格取得フロー
第二種電気工事士の資格取得フロー
そして大規模な商業施設や高層ビルなどを建設する場合には、多くの技術者が工事に携わることとなります。
このような大規模な工事現場によって、監督業務を行うことができるのが管工事施工管理技士です。
<参考>
管工事施工管理技士:Wikipedia
管工事施工管理技士とは空調工事だけではなく、ガス管や水道管などのすべての管工事を行う場合に、主任技術者や管理技術者として現場を監督しながら技術指導を行うことができます。
空調工事の実務経験を積んだうえで、管工事施工管理技士の資格を取得することにより、昇給を望むことができ、また転職にも非常に有利に働きます。
空調工事ができる資格を取得することにより転職や就職に非常に有利であり、空調設備の工事や管理を行っている企業は、有資格者を求めています。
オフィスビルや商業施設などの大型空調設備がある場所では必ず必要となる資格であるため、仕事がないというケースはあまりありません。
複数の資格を取得することにより更なるスキルアップをはかることができ、もしも大型施設への就職を希望している場合には複数の資格を取得しておくとよいでしょう。
空調工事に最も関係している管工事施工管理技士の受験資格としては、各種学校の指定学科を卒業し、実務経験があることが条件となります。
一級と二級により受験内容が異なるので、試験を管理する団体のWEBサイトなどでよく確認しておくようにしましょう。
<全国建設研修センター>
1級管工事施工管理技術検定試験
2級管工事施工管理技術検定試験
試験日は学科試験と実地試験の2回に分かれていて、1級管工事施工管理技士の学科試験は9月上旬ごろ、実地試験は12月上旬ごろに行われます。
学科試験の科目は機械工学、施工管理法、法規の3科目となっています。
今後、空調工事を扱う業界や会社への就職や転職を考えている場合は、資格取得を念頭においてがんばってみるのも良いかもしれません。
弊社でも随時、人事採用を行っております。
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