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井戸水の種類は軟水と硬水のどっち?2019年1月8日 更新

昨今、飲用水として市販のミネラルウォーターを飲む生活スタイルが浸透してきました。

食品スーパーの店頭には多くのミネラルウォーターが並べられており、その市場も定着したと言えます。

 

それは我々日本人が持つ水に対する意識が影響していると思います。

飲用水に対する衛生面やその機能性に対して、とても細かい意識が働いていると言えるのではないでしょうか。

 

では古くから親しまれてきた井戸水の品質にもこだわりあるのでしょうか?

そこで今回は井戸水の種類なども考えてみたいと思います。

 

日本にある水は軟水?硬水?

水と一口に言っても、さまざまな種類があります。

水道水に地下水、軟水や硬水といったものがそれらにあたりますが、これらは種類によって何に適しているのかが異なってきます。

日本の水のほとんどが軟水であると言われますが、軟水とはどのようなもので、硬水と何が違うのかということを説明できる人はあまり多くありません。

 

軟水と硬水の違いとは、水の硬度の違いであり、水の硬度の違いとは水中に含まれるカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどといったミネラル成分や内容物などの合計量で変わっていきます。

 

軟水と硬水の違いとは?

硬水というものは、これらのミネラル成分の合計量が多く、1リットル当たり120から180ミリグラムほど含まれている水のことを指して言います。

対して、軟水にはミネラル成分が硬水ほど含まれておらず、1リットルあたり0から60ミリグラムほどのミネラル成分が含まれている水のことです。

 

軟水と硬水とは、含まれているミネラル成分などの合計量の違いによって分類されてはいますが、この値は生活においてさまざまな違いが生じます。

ミネラル成分の含まれている量が少ない軟水は、飲み口が柔らかく、飲食や赤ちゃんのミルクをつくることにも適しています。また石鹸の泡立ちが良いといった特徴があります。

対してミネラル成分の含まれている量が多い硬水は、苦みやエグミがあり飲食には適していませんが、ミネラル成分やカルシウムの日常的な摂取には適しているということが代表的な特徴です。

 

 

井戸水は軟水と硬水、どちらが多いのか?

 

水道水や井戸水には少なからずカルシウムやマグネシウムなどの何らかの成分が含まれており、硬水や軟水のいずれかに分類されます。

硬度が0というものは、雨や蒸留水のことです。

 

日本の水道水の国内の平均的な硬度とは、1リットル当たり60ミリグラム程度であり、軟水であると言えます。

この値は諸外国に比べても比較的低い値です。

これは平均的な値であり、水源の違いによって硬度の違いも生じてきます。

 

日本における地下水は、軟水と硬水のどちらに当てはまるのかというと、井戸の深さによって異なると言えるでしょう。

井戸は掘る深さによって種類を分けることができ、それが深井戸と浅井戸です。

深井戸とは、30メートルほどの深さが掘られている井戸であり、浅井戸とは10メートルほどの深さが掘られている井戸のことを指します。

 

井戸の深さが異なれば、組み上げられる水の種類も異なっており、深井戸は固い地層の下の地下水を、浅井戸は固い地層の上の地下水を井戸水としています。

浅井戸の水は周囲の環境などによって水質や水量が変化しやすいと言われており、飲料水意外の生活用水や家庭菜園などに多く利用される傾向です。

 

対して、深井戸は周囲の環境の影響を受けにくく、安定した水質と水量の水を得ることができ、一年中水温が安定していることから、上水用の水源や工業用水の水源として活用されています。

先ほど日本の水の多くがミネラル成分の少ない軟水であると言いましたが、井戸水や地下水は地層に含まれるミネラルを含むことになるので、硬度が高くなり硬水となることもあります。

通常水は雨や雪などとして地表に降り注ぎ、それが地面へと浸透していき地下水となります。

この過程で地層に含まれているミネラル成分を取り込みますが、より地層の深い部分まで浸透した水の方がより硬度の高い水となっていきます。

 

 

つまり、井戸水の中でも、より深い位置の水を汲み取ることになる深井戸の井戸水の方がより硬度の高い硬水になり、浅井戸の井戸水の方がより軟水に近いと言えるのです。

しかし、いくら浅井戸の水が軟水に近いと言っても、それは地域差があり、地域によってはミネラル成分の多い硬水が汲み上げられることもあります。

 

井戸水の成分や衛生状態などは専門の業者に依頼して調べてもらった方が良いでしょう。

正確な検査ができる事と、何よりも安心して井戸水を使うことができるようになります。

 

 

トチナンでは揚水試験やテレビカメラによる地下水・井戸内部調査も行っております。

地下水は一様に含水、帯水していることはなく、また、その水量も異なります。そこで、地下水を調査し利用計画作成のお手伝いが可能となります。

 

長年のさく井実績により、豊富なデータを保持しておりますのでより的確なご提案をすることができます。

また井戸の内部を調査する水中カメラを保持しておりますので、実際の井戸内部の現状を詳細に調査することができます。

井戸の内部調査のことでお困りの際はトチナンまでお気軽にお問い合わせください。

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