最近、空調機リニューアルのご依頼が多くなってきたので、今回は最新の業務用パッケージエアコンにすることのメリットについてまとめてみたいと思います。
■消費電力(電気代)が10数年前の約半分というデータも!
空調機の電気代は高いと思っている方は多いと思います。
特に、季節を問わず必ず使用しなければならないオフィスや店舗の経営者の方にとっては、毎月のラニングコストとして頭を悩ませていたのではないでしょうか。
しかし、現在発売されている業務用空調機のほとんどが省エネ設計。地域や時間などによって異なりますが、
「省エネの達人プレミアムRAS-AP140G」と「てんかせ4方向」を組み合わせた業務用空調機の例にあげると、消費電力は10年の定速機と比べて消費電力は約半分になるというデータがあります。
消費電力が半分ということは、電気代も約半分になるということ。更新工事にお金が掛かると尻込みする方もいらっしゃいますが、長期的に見ればむしろ安く済むので大変お得です。
■経費削減以外にもさまざまなメリットが
電気代の削減ももちろん嬉しいですが、最新の空調機器にはまだまだたくさんのメリットがあります。
まずは、室外機の小型化。従来は身丈ほどもある室外機を設置できる場所が必要でしたが、最新の物は店舗・オフィスエアコン程度ものでしたら家庭用の室外機と比べて遜色ない大きさです。また、運転音も小さくなっており、夜間運転時の騒音にもしっかり対応していることもメリットの1つ。
ほかには、機能性が大きく向上したことにも注目です。きめ細やかな運転制御ができるようになり、週間スケジュールタイマーの登録や、今までは専門業者に頼んでいたフィルター掃除も自動で行なう機種が出てくるなど、メンテナンスが簡単になったことも嬉しいですね。
■古い空調機を使い続けるとどうなる?
このような話をすると、「今の空調機が動いているから問題無い」と言われることがありますが、古い空調機器を使い続けると次のようなデメリットが発生します。
まず、当たり前のことですが、使用期間が長い空調機は故障の頻度が多くなります。
空調機の故障は業種や季節によってはその日1日営業ができないこともあるので、死活問題に。
しかも、製造後10年を過ぎた空調機は修理部品の製造中止などによって修理ができない場合があるので要注意です。
それ以外にも、部品の劣化や汚れの蓄積の影響で効きが悪くなり、同じ温度にするだけでも消費電力はどんどん上がっていきます。
古い空調機を使い続けることは、効果の薄い空調機に高い電気代を払い続け、壊れるのを待つだけですので、定期的な更新工事が必要なのです。
■どのような空調機を選べばいいのか
ここまで来て、定期的なリニューアル工事のメリットについてお分かりいただけたと思います。では、新しい業務用パッケージエアコンはどんなものを選べばいいのでしょうか。ここでは、トチナンがオススメする業務用エアコンを簡単に紹介いたします。
■てんかせ4方向
天井埋め込み型で、4つのルーバーが独立しており、横吹き、下吹き、スイングなど状況に合わせて気流設定が可能なモデル。
■てんかせJr.
パネル1辺が700㎜と小さく、1人でも持ち運べる軽さの天井埋め込み型空調機。設置場所の面積が狭い場所や、あまり重量のあるものを設置できない場所などに最適です。
■てんかせ2方向
天井埋め込み型で薄型キャビネットのコンパクト設計を採用したてんかせ2方向。悪目立ちのしない天井になじむシンプルなデザインです。
■てんかせ1方向
ルーバーは1つですが、オプションで吹き出し口をもう1つ付けることもできるてんかせ1方向。コーナータイプの設置から、下がり天井を利用したダブルフローまで対応できる柔軟性の高い機種です。
■ビルトイン
吹き出し口の位置を調整できるビルトインタイプ。さまざまな場所や用途に応じて調節できるので、設置場所を問いません。
■てんうめ(高静圧タイプ/中静圧タイプ)
コンパクトな薄型ボディーでインテリア性が高く、高静圧タイプは機外静圧170paまで対応するてんうめ(高静圧タイプ/中静圧タイプ)
■てんつり
天井設置型のてんつりは、アメニティオートルーバー採用し、上下吹き出しを自動コントロール。幅広いシーンの空調に対応できる静音性の高さにも注目です。
■かべかけ
幅が780㎜のコンパクトサイズ(22~45型)で、柱と柱の間が狭い場所でも設置可能なレイアウトの広さが魅力のかべかけ空調機。
■ゆかおき
幅寸が600㎜とスリムで床置きが可能。多機能でありながら、軽量化されているので位置変更が簡単なことにも注目です。
また、リニューアル後の定期的な点検(フロン排出抑制法による点検も含む)や清掃にも一貫して対応しており、アフターフォローも万全です。
私たちトチナンに、省エネ性(経費削減)・快適性を手に入れるお手伝いをさせてください。