業務用エアコンの価格はどのくらい？どの機種がおすすめなのか？

2018.11.11業務用エアコンの価格はどのくらい？どの機種がおすすめなのか？

建物の空調はその施設を利用する人たちの利便性を左右する重要な設備です。
建物が大型になればなるほど、その重要度は上がってきます。

しかし、毎日使う物ですから運用コストも大きな額になってきます。
しっかりコスト面も考えたうえで、導入や修理メンテナンスをしていく必要があります。

そこで今回は業務用エアコンの導入にかかる費用やおすすめの機種について紹介していきます。

業務用エアコンの価格を考えるときには本体代と工事代、これに諸経費をプラスした金額を考える必要があるでしょう。

まずエアコン本体代についてですが、業務用エアコンの本体価格としては、約30万円から42万円ほどとなります。

工事代には配管工事や電気工事代など様々な工事項目が見積もりに出てきますが、おおよそ10万円から15万円ほどで考えておけば大丈夫でしょう。

最後に諸経費としては本体の送料やガソリン代、駐車場代などが考えられ、諸経費は1万円を見ておくとよいでしょう。

業務用エアコンは家庭用とは異なり業務に使用するものとなるため、業種や広さ、構造などの環境に合わせて馬力やタイプをしっかりと選定しなければなりません。

業務用エアコンは用途により様々な形状に分かれています。

店舗やオフィスなどで使用する場合には、利用可能な形状の中から、部屋の間取りや建物の構造に合わせた機種を選択することになります。

業務用エアコンの種類としては、まず天井カセット形4方向吹出が挙げられます。

このタイプはきれいに設置することができ、天井と一体化するためあまりめだちません。

天井の照明によってスペースがない人や、ミニショップであり壁を有効に使いたい人、エアコンも目立たせたくなく、インテリアを重視する人には非常にお勧めのタイプです。

4方向から送風できるため温度のムラができにくい、センサーやおそうじ機能などのオプション機能があるものが多いこと、パネルの色を選べるなどのメリットがあります。

天井カセット形にはもう一つ種類があり、天井カセット形ラウンドフローです。これは360度全周吹き出しが可能で、きれいに設置することができます。

次に天井吊り形のタイプです。こちらのタイプは静かでスペースを取らず、人気商品となっています。空間を生かしながら周辺のインテリアにも溶け込み、広いオフィスやおしゃれな店にも最適なタイプと言えます。

埋め込みする必要もないので、備え付けが簡単にできます。遠くまで風を送ることができ細長い空間に効果的であること、天井が高くても足元まで風を送ることができるなどのメリットがあります。

最後に床置き形タイプのものです。
こちらのタイプは設置が手軽でデザインもスマートなものが多く、床のスペースを取らずに備え付け工事も簡単です。

暖房効果が気になる高い天井の空間にもおすすめのタイプと言えるでしょう。
しかし一方向であるので温度ムラはできやすいでしょう。

単純にエアコンと言っても、建物・環境や使用状況によって選ばれる機種は大きく変わってきます。

その施設利用者の満足度を上げていくためにも、間違いのないエアコン選定をしていく必要があります。

トチナンではエアコンの機種選定から、設置施工工事・メンテナンスまで一貫して行っております。

空調設備・業務用エアコンのことでお困りの方は私たちトチナンにお任せください！